浄化実証事例
香川県牟礼町「蓮池」

撮影日:2007年4月

【水 量】:約100,000m3
【水 深】:約1.5m~3m
【稼動期間】:平成15年9月29日から平成16年3月2日
(その後継続稼動)

【使用機種】
グラナ:KT-Ⅳ型-1機
ブロワ:KT-BⅢ-1機
【使用電力】:4kW(ブロワ含む)


【検証者】:牟礼町(現高松市)・水利組合・自治会
【検証内容】
アオコ、悪臭抑制、解消の目視検査と水質検査。

【内 容】
対象池は例年春から秋にかけて水面をペンキ状のアオコが覆い、その上にカビが発生し、降雨でも消えない状態であった。 また悪臭もきつく、その匂いは牟礼町役場にも届く状態となっていた。
装置設置日はアオコ及びカビが水面を覆う状態となっていたが稼動後17日後には最悪の状態は改善され、悪臭も大幅に抑制された。 装置は16年度に牟礼町において断続的に稼動され、悪臭発生も抑制され前年の状態にはならず検収となる。
尚、池にはゴルフの打ちっぱなし施設があるが、管理者より水中に施設したゴルフボールネットの杭が横倒しになったとのことで、汚泥が分解軟化したことが確認された。

現状基点:2003年9月29日
アオコの上にカビが発生。悪臭強い
2003年10月16日:稼動後17日
アオコは残るが最悪の状態は解消。 悪臭は大幅に改善。
平成15年6月3日の状態
水面全体をアオコ及びカビが覆う状態・悪臭強し。
平成19年4月4日の状態
アオコ及び悪臭はなし。

~ 香川県高松市牟礼町「蓮池」グラナ設置平面図 ~

地元の水利組合と自治会より認められました